スピーチコンサルタント 矢野香さん
■プロフィール
スピーチコンサルタント。
信頼を勝ち取る「正統派スピーチ」指導の第一人者。
NHKでのキャスター歴17年。
主にニュース報道番組を担当し、 番組視聴率20%超えを記録した実績を持つ。大学院では心理学の見地から「話をする人の印象形成」を研究し、修士号取得。 現在は、国立大学の教員スピーチ研究を続けながら、 政治家、経営者、上級管理職、ビジネスパーソン、学生などに 「信頼を勝ち取るスキル」を伝授。
相手に与える印象の 分析・改善力に定評があり、話し方・表情・動作を総合的に指導。 全国から研修・講演依頼があとをたたない。 著書にベストセラーとなった『その話し方では軽すぎます! 』 (すばる舎)などがある。
■著書
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【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール― | その話し方では軽すぎます!エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』 | その堅苦しい話し方は、行きすぎです! ~エグゼクティブが実践している「話す技法」 |
スタイリングその後の変化など
その道のプロに任せる大切さを学びました。 しぎはらさんに作っていただいたスタイリング姿のイメージ写真を出版に際し、帯写真で使用しました。今ではこの写真が私のアイコンとして認識されています。【ひと目で自分が何者か?を示すものがファッションである】と断言した鴫原さんの哲学を身に染みて実感しています。
2冊目の時に写真を変えようと他のスーツなどで試行錯誤したのですが、やはりこのスタイリングが私という存在感を一番的確に表現しているという事でこの写真を帯に使っています。
講演や、セミナーが多いのですが、何を着るのか?迷うこともないし無駄な服を買わなくなったことで、スタイリングの費用対効果の高さも実感しています。先日、しぎはらさんから『香さんの服を見つけたので、品番とメーカーをメールしました。』と連絡がありました。濃紺に白いトリミングの、矢野香ジャケットでした(笑)
講演や、セミナーが多いのですが、何を着るのか?迷うこともないし無駄な服を買わなくなったことで、スタイリングの費用対効果の高さも実感しています。先日、しぎはらさんから『香さんの服を見つけたので、品番とメーカーをメールしました。』と連絡がありました。濃紺に白いトリミングの、矢野香ジャケットでした(笑)
スタイリング当時は、アナウンサーとしての好感度を意識して、 個性的な服は避けていました。 平均的な服、無難な服が多かったです。 主役は自分ではなく伝えるべきニュースなのだから、 自分はあまり目立たないようにしていました。しかし、しぎはらさんのスタイリングは、まず最初に「矢野香」という人物を言語で明確にする事でした。ですから実際に洋服を買いに行く迄の3か月間は、電話やメールでコンサルを受けながら、徹底的に中身を言語しました。その理由を実感したのは、洋服を買いに行った時のことです。サイズ合わせで1ミリにこだわる姿から、洋服に対する しぎはらさんの愛を感じました。 人に見られることを意識して、メッセージを発信することは私も意識してきたつもりでしたが 、中でも洋服や見た目に対する半端ないこだわり様は 気持ちがいいほど、一流のプロの仕事でした。 鴫原さんに学んだことは、その道のブロに任せる大切さでした。
しぎはらひろ子スタイリングアドバイス
◆服飾戦略概要:内面ヒアリング→ブランド方向→視覚情報としてのスタイリング
矢野さんの「正統派スピーチコンサルタント」 ・「NHKアナウンサー」・という方向性を、いかに視覚情報に落とし込むか?まずは象徴的な色を選択した。色彩心理で正統派と伝えるには「信頼」を表す濃紺・NHKというキーワードは「清廉潔白」という概念に置き換え、折り目正しさという意味を込めてジャケットの周りを縁取る白で表現した。 このタイプのベーシックデザインのジャケットは、流行と距離を置きながら愛されてきた基本のデザイン。今回一番慎重に選別したのは「素材」と「フォルム(型紙)」である。同じ生地でも、どのような糸でいかなる手法で織られたのかが、布地の光沢や・シャキッと感に出る。さらに立体になることで 衣服としての品格に繋がり、ひいてはそれを纏う人の存在感に大きな影響を及ぼすことになる。 矢野さんの存在感の根底を支える品格を視覚情報化したスタイリングとした。
*スタイリングポイント:働く女性にとって、日常から仕事への切り替えには、ある種の儀式が必要だと思っている。特にジュエリーやアクセサリーは、身に着けるというよりは心に直接重ねるものなどだと感じている。 矢野さんは、二人のお子様の母であり、彼女が【母の私から、仕事の私】に切り替わるスイッチとして、クリスタルを象徴する正統派ブランド【バカラビジューアクセサリー】を用意した。 スタイリングの際にも「これがあなたのアイコンです」と思いを込めて説明をさせていただいた。 話し方を伝える彼女の胸元で輝く「イリゼルビー」の高貴な赤は、歴史と伝統に磨かれたブランドにしか作り上げることのできない特別な輝き。内面に宿る熱い情熱と、決して屈することない気高い心をもつ、矢野香さんの象徴でもある。