しぎはらひろ子の大人の服育
しぎはらひろ子の伝えたい「大人の服育」とは、
21世紀の【衣装文化の育成と継承】を目的としています。
毎日身に着ける洋服やファッションのこと、私たちは一度もきちんと学んだことがありません。買い方・手入れ方法、扱い方、ファッションに関する基礎基本を知っていれば、賞味期限の切れた山のような服を抱え、ブランドバックを腐らせ、明日の服に悩むというストレスもありません。
そんな全国の皆様向けにアパレル販売員・スタイリストが学ぶファッションの知識を「大人の服育」としてわかりやすく楽しめるようにアレンジした講演をしています。
昔から、日本人は『衣に魂を込める』という概念の基、『装う事によりさらに精神力を高める』という衣装文化を大切にしてきました。
気持ちを引き締める意味で、
■襟を正す
衣服を整え,姿勢を正しくする。また,まじめな気持ちで物事に対処するという態度を示す。
■緊褌一番(きんこんいちばん)
「緊褌」は、ふんどしを締めなおすこと。「緊」は締める。「褌」はふんどし。転じて、心を引き締めて発奮する様子。「一番」は、思い切ってする様子。
といった、ことわざも昔から伝えられています。
このことわざも、元々和服の仕草から生まれている言葉です。衣服を着るということ一つにも、精神的な深い意味が込められているのです。
武道(弓道・柔道・剣道)の世界、華道・茶道の世界では、今もこの伝統文化が大切に継承されています。
庶民の間でも、一番いい着物を「一張羅」として大切に扱い、もっている着物の中で,一番上等のもの、とっておきの晴れ着、ここぞという時の「一着」はもっていたと伝えられています。
しかし、現在では、装い(着るもの)に対して「ファッション=おしゃれ」という認識が一般的で、「着る=人様に恥ずかしくない格好」という意味にとらえられてしまっています。
この背景には現在、さまざまなデザイン、あふれる衣服、手軽に豊富な形のものが簡単に手に入れられ自由に着れるという良さが、洋服の持つ意味を理解する機会を逃してしまった要因かもしれません。おしゃれは楽しめても、本来の服のもっている概念「魔法」を知らない事は残念な事だと思っています。
例えば、和服を着ると、遠くの物を取る時は「たもと(袖)」に手を添えたり、洋服の時よりも小さい歩幅で、内股で歩いたりしているはずです。これは和服を「着る」事で、自然に優雅な立居振舞いができるのです。
日本人の本来の美しさは、内面から磨かれていっているといっても過言ではないでしょう。
同様に、 洋装の発祥地であるヨーロッパにも、長い伝統に培われた歴史とスピリッツがあり、「装いの文化」を学び身につける事は、大人として必須の「教養の一部」と位置づけされています。「装いは教養」である為、「何をどう着るのかという事」を生活の中で知識として、身に着けて行くのです。
日本人が「衣に魂を込める」という精神文化を持っていたように、洋服発祥のヨーロッパには「KleidermachenLeute.」 「服は人を作る」に代表される、服装と生き方に関することわざや教えが沢山あり、「衣で精神を磨き育む」という概念が文化として継承されています。
「年齢を重ねるほど明るく華やかな色を身に着ける」といった、洋装文化に宿る精神や文化を、毎日身に着ける洋服を通じて新たに学び直し、洋服本来の魅力を存分に知り、楽しみ、上手に付き合う術を知るともっと毎日が楽しくなります。
自分の魅力をもっと活かし、楽しみ、上手に付き合う術を服飾は知っています。着る事であなたの日常をもっと若々しく楽しく活かせる事ができるのです。たかが、服、たかが身につけるものという物としての概念を外して、本来の服のもつ、本当の自分らしさ魅力を存分に知り、上手に付き合う術を身に着けていただきたいと願っています。
服は、見た目を変えるとまわりの人の評価が瞬時に好転し、人生が動き出す役割をもっています。
日常の習慣、意識を変えるだけで、自分に自信がつき、また違う自分を導いてくれる事でしょう。
講演について
【 何を着るか?とは、いかに生きるかという事!】
ファッションの知識のすべてをわかりやすく楽しくお伝えする「大人の服育」と 6年間の専業主婦期間を経ても生涯現役と言える女性の働き方の秘訣「賢女の人生計画」という2つの講演テーマをご用意しています。
■大人の服育(基礎知識)
*(学校では習わなかった服装に関する基礎基本~ファッションの楽しみ方)
日本ベストドレッサー賞選考委員、8万5千人以上のアパレル販売員・スタイリストの服飾指導をしているしぎはらひろ子がプロが学ぶファッションの知識のすべてをわかりやすく楽しくお伝えします。
◆対象:学校(小・中・高校/PTA母親(大人の服育)
自治体・公共団体向け ※内容・ご予算、ご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください。
●PTA/学生向け
【ファッションの教科書 】歴史~衣服の扱い基礎基本
・トレンド・パーソナルカラー
・ファッション誌の使い方)
【 親が教える賢い衣服と生活】服の買い方
・整理法・日常の手入れ
・ブランド物とのつきあい方
【ファッションのマナーとルール】 冠婚葬祭から旅行まで。何を着る?を解説
●モチベーションUP/シルバー世代向け
【服力】を賢く使って、健康・若さ・大人モテ
【瞬時に―10歳!服力で若返る】50代からの若返り洋服
・色選びのコツ(男性・女性)
【ダンディになる!見た目力養成講座】男性のスキンケア~洋服選びのコツまで
●再就職を目指す女性・子育てママ
【賢女の服飾戦略 】
瞬時に中身を伝え→魅力を印象付け→選ばれる。
稼ぎが倍増する服の選び方
【お金に困らない人の服選びの新基準】
センスや着回し・流行の呪縛から解放される服選びの極意。
ミニワークで会場が盛り上がります
【人生をドラマチックに変える見た目革命】
見た目を変えることこそ、自己実現の有効な近道なのです。
また、アバターの自分を作る事で、へこまない自分力を磨きます
【人生が変わるビジョンマップ講座】運命の服を探す4つのステップの解説とワーク
【ファッション呪縛から解放!シンプルクローゼットのつくり方】
ファッション誌・流行との賢い付き合い方と、クローゼットの適正量
【知らないと恥をかく、大人のドレスコード】冠婚葬祭から旅行まで。何を着る?を解説
講演実績
■キャリア(女性)「女性の働き方」
*働く女性としての体験談からの学びとキャリアの育てかた
【仕事と子育て、両立しなくていいんです!】
すべての仕事を辞めて過ごした6年間の専業主婦時代からの仕事復活方法。復帰後の方が仕事が充実するコツの伝授
【見た目投資で生涯賃金差は1億円】
女性が自分を磨くことは自己資産価値を上げること。賢く少ない投資で自分の価値を上げる知恵の使い方
【賢い「手に職」の磨き方】
賢い年齢の重ね方をすると、キャリア実績も稼ぎも高くなる。その方法を伝授
【私らしく、自分ブランドで生きる】
今日かぎり自分の欠点は捨て、良さを伸ばして幸せに生きる方法
【愛され女性は自立力】
誰からも好かれ、愛される女性になるには、自分を客観視する知恵が必要
■2007年~2008年 株式会社ビースタイル
「私キレイ塾」(2か月に一度開催) ファッションプロデューサー「働く女性のブランディング・服飾アドバイス」
■2008年~2009年 大和ハウス工業株式会社 (東京・大阪・福岡)
【ハッピーバランス塾:お仕事もキレイも!なりたい私の未来を描こう!】
講演:自分磨き・カラーセミナー
*株式会社ジェイアール東日本都市開発 *ジェイアール東日本商業開発株式会社 *株式会社千趣会 *伊藤忠商事 *株式会社ワークスアプリケーションズ *株式会社アマガザ *タキヒョー株式会社 *小泉アパレル株式会社 *横浜ディスプレイミュージアム *横浜市青葉区地域振興会 *さいたま市立浦和中学校
他・多数実績あり